クリニック紹介院長挨拶
秋桜会ファミリークリニックは、医療法人秋桜会グループの一員であることが他の人工透析クリニックとの大きな違いです。目指しているのは、グループ内の内科・外科・リハビリテーション科を有するクリニックや介護老人保健施設と連携した、医療・リハビリ・介護の分野まで含めたトータルケア。人工透析は生涯続くものなので、患者さんの気持ちを尊重し、人生に寄り添えるケアを提供することが私の目標です。
透析患者さんの症状には食生活や日頃の運動などが大きく影響するため、患者さんの生活を把握することも欠かせません。そのため、私を含めた当医療法人のスタッフは訪問診療も行っています。患者さんの生活状況を確認し、ご家族とのコミュニケーションも大切にしています。また、患者さん一人ひとりの変化を見逃すことなくきめ細かなケアを実現するため、当医療法人では15床の透析室を最低4名のスタッフが担当。あえて担当患者さんを決めずにスタッフ間の情報共有を徹底し、全員がどの患者さんに対しても手厚いケアを提供できる体制を整えています。さらに、情報共有と迅速な対応を強化するため、カルテなどの情報の電子化も進行中です。事務的なことや作業面では効率化を図りながら、患者さんとの対応にはじっくり時間をかけるのが当医療法人の方針。スタッフ教育にも力を注ぎ、患者さんの希望に添えるケアを日々模索しています。
人生100年と言われる時代、透析治療だけでは本当の意味で患者さんをサポートすることにはならないと考えています。医師、看護師、ケアマネージャー、管理栄養士、薬剤師といった様々な専門家が協力して、患者さんにとってのよりよい人生をサポートするのが私たちの役割。スタッフには、どんなことでも気軽に本音で話してください。患者さんとともに今後の人生を歩むパートナーとして信頼していただける人間になれるよう、私たちも努力を続けていきます。
医療法人 秋桜会理事長・
秋桜会ファミリークリニック医院長
来島 泰秋